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こっそりレポート4

妄想中二♂.君から送られてきた、未知なる世界へ突入する、こっそりレポートも、いよいよ最大の難関にさしかかります
今回の内容は・・・たかが、こっそり堂にいくために、ここまで彼らは苦しまねばならないのか?
涙無しでは読み終えれないので、どうかハンカチのご用意を(笑)



深夜26時00分・・・草木も眠る丑三つ時

クルマも、もちろん人さえも通らない、夜の静けさだけが支配する、峠の登り坂に差し掛かる8台の中学生用自転車

後に、この登り坂に挑戦した8人は、“こっそり8(エイト)”として、同校の男子生徒達からは拍手と敬意をもって讃えられる存在となるのだが(同時に学校の女子の間では、最低最悪おバカ野郎と称される事にもなるのだが)
それはまた後の事である


ついにさしかかったキツい上り坂の連続に、熱きこっそり堂へ凸撃するという熱意も、冷水をかけられたように冷め、次々と脱落者が続出する


こんな急坂、人間が、自転車が登れる坂ではないゾ~
深夜の26時の夜空に・・・・“マジで、死ぬ~”・・・と、まるで地獄で悪鬼に拷問でも受けているかのような中学生の声が、静かな峠に響き渡る

それはそれは、まさに生きたままの地獄絵図でした
力を使い果たした仲間たちが、また一人、また一人と急こう配の登坂の道路わきに消えていく
その仲間を助ける事さえ出来ない、自分自身の力の無さに、悔しい思いが募ります


神よ!ナゼ我々だけに、こんな悲惨な苦労を与えるのか!
ただ、ただ、仲間と共に、こっそり堂を目指しているだけなのに・・・
ナニがイケナイと言うんだ!!!
我々に試練を与え続ける神を呪っても、答えは返ってこない
ただただ・・・キツイ登坂だけが続くだけ

ココまで一緒に苦労を共にして来た者たちを、見捨てろと言うのか?!
俺には、そんな事は出来ない!
一人でも多くの仲間と共に、この急勾配の登り坂を制して、あのこっそり堂に辿り着いて、喜びを分かち合いたい!
ただそれだけなんだ・・・(実はそれだけでは無いけど~)

どうすれば、大切な仲間を救えるんだ
涙ながら夜の星空に浮かぶ三日月を睨んで叫ぶ自分に向かって、力尽き、自転車を横倒しにして、地面に倒れこんだ仲間が、最後の力を振り絞って右手を差し出してくる

どうしたんだ!大丈夫か!
力なく伸ばされた仲間の右手を握り返すと、震える右手がゆっくりと開く
その手の中には、川口ンコの今月全てのお小遣いである、2千円が手渡された

俺はもうダメだ・・・もう上には登れない
そして、お前に迷惑を、かけたくもない
この俺の“魂のお小遣い全額”で、俺の分まで・・・頼む

くっ!
渡された無念のお札を見て、涙が滲む
ここまで共に戦ってきた、川口ンコを見捨てられない!

そう言ってくれるだけで、嬉しいゼ・・・でも、もう俺は足を引っ張るだけで、これ以上はもう前に進めない
せめてオマエだけでも、俺たちの夢を叶えてくれ
・・・と川口ンコは勝利のVサインを見せつつ、その場に倒れこんだ
帰りに声をかけてくれ、後は頼んだぞ

川口ンコの志半ばで散ってしまった、無念の想いが、染み込んだ大切なお札をポケットに入れて、再びこっそり堂を目指して、自転車で坂道を登る

だが、その深夜の坂道は本当に地獄まで続いているかのように、延々と続き
また一人、また一人と仲間がドロップOUTしていく


そして、 ようやく峠の中腹にある、真夜中なのに、そこだけ明かりがとうとうと光っている・・・こっそり堂に到着した時には、初めは8人だったパーティーも・・・・
自分とチェリー吉田の2人だけになってしまった

何という登り坂なんだ・・・8人が挑戦して、たったの25%の者しか辿り着けない山なんて・・・チョモランマよりも登頂が難しいのではないか?
そこまでして我々を突き放そうとうするこっそり堂に、一体ナニがあるのか???



仲間の無念な想いを引き受けつつ、ついに登頂に成功した2人
この先に待ち受けているモノとは一体ナニであろううか?
次回、妄想中二♂君のこっそり堂体験レポート最終回をお楽しみに!
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