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DUCATI996

2回のブログに渡って・・・癖のあるエンジンへの強いコダワリを語ってきましたが、今日こそファイナルにしたいと思っていますYO
・・・だから、最後まで頑張って着いて来てネ♪

お金があれば、新しいマシンが欲しい
これはバイク乗りならず、クルマ乗りの方でも、誰でも思う事

新しいマシンと聞くだけで・・・ドキドキとワクワクが止まりません

でも、最近のバイクのどれもが、かつて目指してきた山の頂点(全ての走りに万能)付近まで達していて・・・
逆にトンガッたマシンや、どうしてこんな味付けのエンジンにしてしまったの????
普通の人が乗れないじゃん~的なクセのある個性がなくなってきた

今の時代のバイクは、コンピューターのマップを自由に選べて、1つのバイクで、いろんな味付けのエンジン特性?を味わえる

その特性の変化はまるで、その場、その場で色を変えていける・・・カメレオンのようだ
いや、いろんな有名人の顔を持つ、モノマネ芸人のコロッケのようだ~

でも、モノマネ芸人のコロッケは、たくさんの有名人のモノマネは出来るが、コロッケという独自の個性は、無いように思える
モノマネをして、初めてコロッケなのである

何が言いたいか・・・と言うと

まだまだエンジンの開発に模索していた頃は

8時間耐久レースでの勝利を目指すためだけに作られた、究極のホモロゲマシンのRC30

積極的に“峠の走り”だけを目指して作られた、峠最速マシン初代YZF-R1

“世界最速の時速320km”を目指した、直線最速マシン、C型・D型ZZ-R

ZZ-Rを超えた最速マシン・・・スズキの隼

至高のイタリアン的な“走り”だけを求めて作られた、他を寄せ付けない“孤高のレーシングマシン”ドゥカティ916系

これらのように、他の何か・・・例えば乗り易さや、一般受け、等・・・を捨ててまで、たった1つの事を極めよとして作られたマシンは・・・

ある意味・・・本物である

その本物のマシンを作り上げた製作者たちの、気持ちの熱さが異様にこもっていたのか・・・
マシンが主張する方向性がハッキリしているだけに、そのトンガッたエンジンの作り、ボディーの美しさが、マシンのコダワリとして秀でていた

あえて言うのなら・・・マシンに1つの“アイデンティティー”があった

山の頂上(全てに万能な走り)を目指すためには、1つの事に秀でたトンガッたマシンを製作するのは、必ず必要なルートであり
そこを超えていかねば、全てに万能なマシンなど生まれてきません

それは・・・方向性に迷走していた時代だけに存在していた・・・異端児とも呼ぶべきかなのか
それとも挑戦的なモデルとも呼ぶべきか

そして、現代のマシンは・・・ほぼほぼ、かつて目指して来た山の頂上付近にまで達してきており
サーキットから、峠、ツーリング、街乗り、全ての相反していた走りを軽くこなせてしまう、優等生だと思います

たぶん、どのメーカーのマシンを選んでも、操っているライダーの技量以上のパフォーマンスをバイクが秘めているので・・・難しい・・・と思う事はないでしょう

イージーモードにセレクトすれば・・・
それこそ大型免許取り立ての初心者ライダーでも、普通にGSX-R1000シリーズとかでも乗れてしまうのでは???

それが時代の流れ・・・いやいや、自分たちが若い時に求めてきた答えだったのかもしれませんが・・・

本当に欲しかったマシンって・・・
何でもそつなくこなせる優等生なマシンだったのでしょうか????



いざ、その求めてきた答えに、現代のマシンたちのポテンシャルが、リアルに近づくと
なぜだか、その答えから遠ざかりたくなる

ちょっとしたジレンマが起きます

それは自分の中では、9年くらい前から、密かに感じていた事です

逆に、僕はコレ1つしか特技がないです、他のダメな点は目をつぶってネ♪

何でも普通にこなしてしまう優等生なマシンよりも・・・1つの才能だけに秀でた・・・扱いにくい異端児的なマシンに乗ってみたい・・・そのように思うようになってきた訳です

それがバイク偏屈道の・・・輝かしき第一歩です(苦笑)


特に、2台の異なるエンジン形式のマシンを持ち、比べられるシチュエーションに立つと、余計にそれを痛感させられます

自分が所有する2008年式の4バルブなYZF-R1号ですが・・・
そのエンジンは、9年前でも、すでに優秀すぎる出来栄えで・・・まるでモーターのようにジェントルに加速します
パワーはめちゃ×2出ているけれど、悪魔の加速はするけれど・・・
ハッキリ言って・・・高揚感というか面白みはゼロに近いです

でも優等生なR1号と、粗削りなドカ996号を比べれば・・・
R1号は圧倒的に乗り易く、圧倒的に速いだろうし、その圧倒的な速さを感じられないイージーささえあります
誰にでもオススメできる、本当に優秀なバイクだと思います
(このマシンにはマップを選べる機能はないので、エンジンの方向性は峠~サーキット仕様なので、退屈感はありません・・・しっかりとした刺激はありますYO)



R1号の性能は全ての数値的な項目で、ドカ996号を越えていると思います

素晴らしい高性能ですが・・・ドカを超える存在とはなりえません
可哀想な話しですが、ナンバー2な存在です

でも自分的には・・・このR1号の直列4気筒で2本出しテール・アップサイレンサーなマシンのデザインは大好きなので、手放す気はありません
デザインは好きなのですが・・・
どこにでもある普通の4気筒エンジンへの興味はゼロですね
・・・WSBでノリックが乗って、頑張っていましたが、ドカ996ほどの伝説はないですし
ノーマル・エンジンでも普通に優秀すぎて、エンジン部分の不満は全くなく、手を入れる箇所が無い
エンジンの特性がピーキーでも無ければ、ドラマチックな加速特性もない
とにかく普通に速いだけ・・・
国産車にありがちな、どこにでもいる優等生すぎて・・・エンジン特性に個性がなく、あまり興味がわかない



逆に、ドゥカティ996号は・・・
ノーマルなエンジンのままでは
めちゃ×2乗りにくいマシンです
どうしてこんなエンジン特性で販売してしまったの????・・・と疑いたくなるくらいに
L型エンジンの調整が出来てなさすぎでしたwww
だから、逆に言うと・・・ノーマルな916系エンジン状態で、普通に乗りこなしている方は・・・自分にとっては尊敬の眼差しです

たぶん、現代の優等生なバイクに乗っている人たちには、発進させる事さえ難しいと思うバイクかもしれません
もし、ノーマルな状態で中古車が売られているのなら・・・916系初心者の方にはオススメできません
カスタムされている方が、逆に乗り易い場合が多いかと思われます

一応、自分の愛機は996ccの排気量があるので、原付NS-1ほどの究極に狭いパワーバンドではありませんが・・・
コンピューターのROMを交換するまでは、下の方の回転数でクラッチをつなぐと・・・普通に失速していましたからネ
国産4気筒のバイクでは考えられない事態でした

ROMを交換して、そのエンジン特性に合わせて、マフラーを作ってもらったおかげで、かなり自分好みのマシンになりました



こうやてダメな部分をカスタムして、恐ろしいほどの変貌を味わえる瞬間が・・・ある意味、不完全なドゥカティ996を、自分好みの100%なマシンにしていく楽しみであったのかもしれません
カスタム大前提でノーマル車を売り出す・・・そのとんでもない90年代のイタリアンな心意気が、昔のドゥカティ社にはありましたネ

ダメだと思う者は去れ・・・

そんなイージーに乗りたいと思う者を簡単には寄せ付けない、孤高の販売方法と、孤高のマシン作りがありましたネ・・・昔のドゥカティ社には
現代の国産4社的な販売のドゥカティ社には全くないですが・・・(苦笑)

ここまで手をかけて、ようやく自分好みと言えるレベルなエンジンになりましたが・・・そこに行き着くまでは、結構難しいエンジン特性でした・・・今でも、(自分好みとは言え)実はなかなか手ごわいマシンです(笑)

愛機なのに・・・手ごわい
実は今でも、国産4気筒マシンのようにフレンドリー・・・とは正直言えませんYO

フレンドリーというより・・・自分が操作しているのに・・・何故かライバル的な感じです
全く気が抜けませんwww



カッコ良く言うと・・・まるで“湾岸ミッドナイト”の悪魔のZ・・・みたいです
絶対に乗り手にこびる事がない・・・両刃の刃・・・なマシン

でも、好敵手(ライバル)がいてこそ、バイク乗りは、走りを楽しめるモノ
その走りが楽しめるライバルが・・・自分自身が乗る愛機であるのも、異常ですが・・・

気が抜けない・・・というのも異常ですよネ

916~996系までのLツインエンジンは、そのエンジンのパワー特性はフラットではなく、なかなか個性的で・・・オモシロすぎですYO

現代の4気筒リッターバイクのように、まるでオートマチックな走りと比べたら・・・

ドカは、リッタークラスの排気量があるのに・・・ピーキーなエンジンとの会話が、常に必要です

これこそがクルマとは決定的に違う、バイクならではの楽しみ・・・だったはずなのですが・・・
気が付けば、最近では、それは二の次になっている感じさえしますネ

よくよく考えれば・・・ちゃんと走ってくれれば、そんな面倒な対話なんて必要ないですからネ
そんな余分な作業は消えて行って当然
知らない内に、コンピューターが内部で処理してくれている・・・それが現代のクールなマシンですよネ

でも、紅のドカのように古い世代の人には、そのバイクとの会話が楽しい・・・と思える人もいる
会話が成立してこそ、上手く走らせる事が出来る
かなり面倒くさい話しですよネ

ある意味・・・バイクとライダーのシンクロ率が高くなければ、上手く走らせる事ができません

紅のドカ、それほどシンクロ率が高くないので、未だに上手く乗りこなせていませんです(失笑)
いつまで経っても、一方的な片思い状態です

エンジンとの会話が中途半端でも?
アクセルを回せば、エンジンはちゃんと応えてくれます
その回した時の暴力的なLツインのエンジン音が・・・4気筒のように調教されすぎてなくて最高にイイんですよネ
ここでハーレーを例えで出すのも何ですが・・・
ツインエンジンは、その鼓動と音が最高にイイんです
バイク乗りのハートを熱くさせてくれます

90年代の荒々しい作りのドゥカティは・・・調教されすぎていない・・・他の誰にも懐かない・・・気分次第の野生のサラブレッドに乗っているような気分ですネ

調教と訓練を繰り返してきた、牧場生まれのサラブレッドたちが走る・・・競馬レース的なパワーとスピードを争う場では、走りも乱暴で、乗りにくく、自分レベルの片思いな走りでは、最近のマシンにはとても勝てません・・・ですが

調教されすぎていない野生のマシンを扱い、それを乗りこなそうとする楽しみは・・・パワーやスピードだけでは測れない、別次元の面白さがあるように思えます

ココまで来ると・・・お金が無くて新車が買えない人の、悲しい負け犬の遠吠えチックになっていますネ・・・(笑)

でも、絶版車に乗り続ける人たちは、上記の事を少なからず感じていると思います

ジェントルではく、異端児的で、偏屈なエンジンを好きになればなるほど・・・その別次元の楽しさの意味が分かると思います


もう10年以上の付き合いなのに、未だに乗りこなせている気がしない・・・完全に片思いな!?ドゥカティ996

近づけば遠ざかる、そのマシンの走りに・・・ただただ憧れつづけて、ただただその後ろ姿を追いかけ続けているだけなのかもしれませんネ



こんな偏屈なバイク乗りが生まれてしまうまでには・・・軽く両手の指の数以上ほどの年月を、バイクで乗り続けないと、たどり着けない、オカシナ心境です

バイクに乗り始めて数年では、なかなか分からない心境でしょうし・・・
このような事を書いている自分でさえも、限定解除をして最初の大型バイクに乗る時には、上記のような事は全く思いもしませんでした
少しでも高性能で速いバイクに乗りたい・・・こんな事を普通に思ってましたYO

自分のように?偏屈なバイク乗りに突然変異をせずに、すくすくと正統路線で育っていった方にとっては・・・
何十年もバイクに乗っているけど、そんな偏屈なエンジンのバイクには乗りたくもない・・・と言われる方も多くおられるでしょう

紅のドカのように、簡単には乗りこなせないマシンを愛する?ちょっと変ったバイク乗りは・・・突然変異型ですからネ
絶滅危惧種なバイク乗りです

バイク乗りの中にも、こんな珍しい偏屈な人もいるんだナ~~~~
・・・という優しい目で、今後も見守ってあげてくださいまし

・・・と言ったところで、3回にも及んだ、偏屈な人が語るバイクのエンジン特性の話しはオシマイです
(996号のエンジン特性についてあまり話してなかったような気がするけど・・・)
かなりメンドクサイ話しが多かったと思います
最後まで付き合ってくれてありがとうです

少しでも共感してくれる方がおられる事を心からお祈りしています

そして・・・デスモドロミックLツイン・エンジンに先鋭的な916デザインを与えてくれた・・・
故タンブリーニ氏に心から感謝します

NO DUCATI996!
NO LIFE!!
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コメント

§

突然の訪問、失礼いたします。
私はこちら⇒http://ky8uqsnu.blog.fc2.com/
でブログをやっているきみきといいます。
色々なブログをみて勉強させていただいています。
もしよろしかったら相互リンクをお願いできないでしょうか?
「やってもいいよ」という方はコメントを返してくだされば、
私もリンクさせていただきます。
よろしくお願いします^^

§

RC30、OW-01当時値段も高く台数もホモロゲ所得に達する台数しか生産されなかっただろう市販車は当時のバイク雑誌でも特別枠で記事になってましたね

916の市販車の登場はそれと同じだと思うと車庫で見てるだけでも所有満足度は高いです
ただ、自分は年に数回しか乗れず、乗る時間が出来たけど今乗って出かけたら転倒して壊してしまうかも?
もしかしたら死んでしまうかも?とかバイクに乗るのが怖いと思ったのはDUCATI996と748だけです、乗りたいけど乗るのが怖い…
それ程慣れないと発進すら難しく感じたり、腰高でコンパクトなライポジを活かしてスパッと倒れこんだらスリックのレーサーみたいに高いコーナーリング速度を保つのかなぁ?と感じてますが、路面状況がコロコロ変わる公道ではリスキーで扱いにくい性格だと思います…
数値だけ見たら今のバイク達には敵わない旧型だけど、簡単に引き出せない何かがあるって分かると変わり者はハマるのでしょうかね?
何だかよく分かんないけど乗りにくいバイクだなぁって人は直ぐ手放すでしょう

ちなみに名古屋のドカが今乗ってる748はMOTO CORSEのマフラー以外はドノーマルだす。
クラッチレバー側Bremboマスターシリンダーの液漏れでやむなくお安いNISSINのマスターに交換。
レリーズもノーマルなので純正よりかなり重いクラッチ操作が味わえるドS仕様です💧

今日も長めでゴメンなさい

§ 916系は・・・最高のバイクです!!

コメントありがとうございます、名古屋のドカさん

この前、バイク雑誌でRC30デビュー30周年記念特集~~~
・・・と表紙に書いてあって
ビックリしました

RC30・・・30年も経つんですネ

そして、OW-01

懐かしすぎる

ヨシムラの油冷GSX-Rボンネビルでしたっけ

いろんな限定車種がありましたよネ~~~

あの頃は、中型免許しかなくて
自分がそれらの超限定マシンを購入するなんて、無理な話しでした

でも、名古屋のドカさんがおっしゃる通りに・・・

今では、それら限定車種が買えてしまう値段のマシンを
現在、所有している

それだけで、満足感はありますネ

そして、自分も走り出すたびに思うのですが・・・

今、以上の良好なコンディションの愛機996は手に入らないかもしれない
そんな愛機で、どんなトラブルがあるか分からない、公道に走りに行って大丈夫なのか???

もし、ナニかあったら・・・どうする!?

でも、996で走りたい

そんなジレンマを毎回、感じています

それこそ、もう1台、同じマシンがあれば、愛機996はガレージで観賞用に取っておいて・・・
もう1台の996で、気持ちよく走り回れるのに~~~

・・・と、おバカちゃんな発想も、毎回、走り出す前に思っています

そんなに、面白いバイクなの???
・・・と普通の人に、問われれば
普通の人には、ただただ、乗りにくいだけの、難しいバイク

手を出すと火傷するだけだから、軽い気持ちで手を出さない方がイイ
購入するか迷うくらいなら・・・
ホンダかスズキのツイン・エンジンのマシンか
普通に直4に乗った方が~満足感は得れるでしょう

他人には決してオススメできないマシンですが・・・
この難しさの先にある、楽しさが分かる人には・・・
辞められないバイクですよネ
ドゥカティ916系は・・・

そして、名古屋のドカさん748・・・なかなかのストイックなマシンではないですか~~
タンブリーニ氏があえて、乗り手に与えた!?・・・と言われる?試練を享受している
凄いですYO

自分なんて、996を購入したその時にクラッチピストンの交換をして~
タンブリーニ氏の試練から、最初から逃げまくっている、貧弱者ですYO

916系のマシンに乗る限り、いろんな事があるかと思いますが・・・
これからもよろしくお願いしますネ
ではでは~~~(=゚ω゚)ノ

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